— Field Experiment Design Tournament: ビジネスの現場で活用する「フィールド実験」のデザイン・コンテスト 2023

Experimental Design Tournament
ビジネスの現場で活用する「フィールド実験」の
デザイン・コンテスト 2023

2023.9.30 更新
※更新中のため、今後変更が入る可能性があります

    • 主催
      • 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター フィールド実験のビジネス応用研究部会 (代表: 牧 兼充)
    • 共催
      • 早稲田大学ビジネススクール
    • 概要
      • 自然科学で培われてきた「科学的実験」が発展する形で、ビジネスの現場において「フィールド実験」が広がりつつあります。特に、イノベーション、アントレプレナーシップ、組織・人事、ファイナンス分野等においては、「フィールド実験」のデザイン手法を学ぶことが、ビジネススクールで学ぶべき必須スキルの一つとなりつつあります。ハーバード・ビジネス・レビューでも、2020年6月号において「実験する組織」の特集が組まれて、「フィールド実験」の注目が集まっています。
        今回、行動経済学・実験経済学の研究者の集積であるUC San Diegoのビジネススクールと連携し、実験のデザインのコンテストを開催します。
        入賞者にはこの分野の研究者より、実現へ向けたフィードバックが得られます。
    • 募集内容
      • あなたの問題意識に基づいて、日常的な業務の中で実施可能な「実験」をデザインし、最大 A4 2ページでまとめてください。他審査員に見てもらい、上位入賞者にはフィードバックをお返しします。
        1. タイトル – Title of your idea.
        2. 解決したい課題 (何を明らかにしたいのか) – What is the problem you would like to solve? (What do you want to know)?
        3. 仮説 (どんな因果関係を検証したいのか) – The hypothesis.  (the causal relationship you would like to investigate)?
        4. 実験を実施するフィールド (どのように被験者を集め、どのように被験者を選ぶのか?どれくらいの被験者を集めるのか?潜在的なセレクションバイアスがある場合は記載すること) – The field you would like to use. (How do you gather subjects? How would you select the subjects? How many subjects you would expect to gather? Describe the potential selection bias, if exists.)
        5. 実験のデザイン (何をトリートメントにするのか?トリートメント群とコントロール群をどのようにランダマイズするのか?潜在的なバイアスが両者にありそうな場合は記載すること) – Research design. (What is the treatment? How would you randomize between treatment and control groups? Describe the potential bias between the groups, if exists.)
        6. 結果の測り方(どのように結果を定量的に測るのか?) – Measurement. (How do you quantitatively measure your outcome?)
        7. 実際に実験を行うことの意思の有無 – Your willingness to conduct the actual experiment.
        8. 必要に応じて図表 – Add a diagram of experimental design, if necessary.
    •  領域
      • イノベーション、アントレプレナーシップ、組織・人材とインセンティブ、プロダクト・デザイン、サービス・デザイン
    • 評価基準
      1. 解決しようとする課題のユニークさ – The uniqueness of the problem you would like to solve.
      2. 実験のデザインの妥当性 – The validness of experimental design.
      3. 実験としての実現可能性 – The feasibility of conducting the experiment.
      4. 実験を行う意思 – The willingness to conduct the experiment.
    • 募集締め切り
      • 2023年7月29日(土)
    • 提出方法
      • 応募フォームをダウンロードすること (Wordファイル)
      • 提出は、kanetaka-sec@kanetaka-maki.org までメールすること。
      • Subjectには、「ビジネスの現場で活用する「科学的実験」のデザイン・コンテスト 2023応募」と記載すること。
      • 牧担当の授業履修者は、Waseda Moodle の課題ページより提出のこと。
    • 応募資格
      • 以下のいずれかの条件を満たす方。
        • 早稲田大学ビジネススクール学生/修了生
        • 早稲田大学の大学院生で実験を実施できるフィールドを持っている方
        • 他大学のMBA学生/修了生で実験を実施できるフィールドを持っている方
          *牧担当の講義未受講の方の応募については、講義TA・メンターなどからの推薦を受けてください。
    • 最終審査員
      • Michael Price氏 (The Australian National University Visiting Professor of Economics / The University of Alabama Professor of Economics)
      • Eric Floyd (Assistant Professor, UC San Diego Rady School of Management)
      • 伊藤 秀史氏 (早稲田大学ビジネススクール 教授)
      • 及川 直彦氏 (早稲田大学ビジネススクール 客員教授)
      • 大森 峻一氏 (早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 准教授)
      • 牧 兼充氏 (早稲田大学ビジネススクール 准教授)
    • 1次審査員
  •  審査スケジュール
    • 2023年7月29日(土) 応募締め切り
    • 2023年7月31日(月)〜8月13日(日) 一次審査期間
    • 2023年8月15日(火) 一次審査結果発表
    • 2023年9年23日(土・祝) 10:00-12:00 二次審査発表会 (オンラインプレゼン)
  • 結果発表
    • 1位(副賞50,000円)
      五十幡将之(Masayuki Isohata)
      「女性は運転が苦手は本当か~ブラインド実験による評価者・本人バイアス検証~」
    • 2位(副賞30,000円)
      片田洋平(Yohei Katada)
      「コロナでめっきり新幹線に乗らなくなった人はインセンティブで動くようになるのか?」
    • 3位(副賞10,000円)
      ・高橋 且泰(Katsuhiro Takahashi)
      「就職活動の選考試験における360度評価の導入検証」
      ・池田真梨(Mari Ikeda)
      「やりがい・いきがい創出オンラインプラットフォームはシニアの健康増進に寄与するか?」
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